実践ガイド
AI検索の入口は、実はBingだった。Bing Webmaster Tools登録の手順
先に結論
AI検索で見つけられたいのに、Bingを放置しているサイトが多すぎる。
理由はシンプルで、ChatGPTやCopilotが回答を作るとき、参照しているのはBingのインデックスだから。DuckDuckGoもEcosiaも裏側はBing。つまりBingに載っていないサイトは、その先のAI検索からも見えにくい。
Googleの順位だけを追いかけている担当者は、ここで流入の大きな入口を見落としている。まずやることは、Bing Webmaster Toolsへの登録。無料、10分。
なぜBingがAI検索の土台なのか
検索エンジン単体のシェアで見ると、Bingは小さく見える。だから後回しにされる。
でも視点を変えると景色が変わる。**Bingのインデックスは、いくつものサービスの「共通の土台」**になっている。
- DuckDuckGo、Ecosia などのプライバシー系検索 → Bing系
- Microsoft Copilot → Bing
- ChatGPTのブラウジングや検索機能 → 参照元の多くがBing
当社の運営メディアで、流入の内訳を実測したらこうなった。
Bing(DuckDuckGo・Ecosia等を含む)約78%/AI検索(ChatGPT・Copilot・Perplexity)約8%/Google約8%
Googleはわずか8%。残りはBingとその先のAI。Bingを取ったら、AI検索までついてきたわけだ。これは特殊な例ではなく、AI検索時代の構造そのものだと考えている。
Bing Webmaster Tools 登録手順(無料・10分)
- Bing Webmaster Tools にアクセスし、Microsoftアカウントでサインイン
- サイトを追加。ここで2通り選べる
- Google Search Consoleからインポート(GSC設定済みなら最速。サイトとサイトマップを一気に取り込める)
- 手動で追加(URLを入れ、所有権を確認)
- 所有権の確認。GSC連携なら自動。手動ならHTMLファイル設置、metaタグ、DNSのいずれか
- サイトマップを送信(例:https://あなたのドメイン/sitemap.xml)
- 数日後、インデックス状況とクエリが見えるようになる
GSCからのインポートを使えば、Googleで一度やった設定をほぼ流用できる。ゼロからやる必要はない。
登録したら最初に見る2つ
インデックス済みページ数。 自社の主要ページがBingに載っているか。ゼロに近いなら、AI検索からも見えていない可能性が高い。サイトマップ送信とURL登録で改善する。
検索クエリ。 Bing経由でどんな言葉から来ているか。Googleと顔ぶれが違うことが多い。Bingで戦えるキーワードが見えてくる。
ちなみにBingにはURLを直接通知する機能(IndexNow対応)もあり、新規ページの反映が速い。Googleより素直にインデックスされる感触がある。
Googleで消耗する前に、空いている入口を取る
大手がGoogleの一等地で殴り合っている。そこに新規や中小が正面から挑むのはしんどい。
一方でBingとAI検索の入口は、まだ競争がゆるい。先に押さえれば、長く居座れる。 派手さはないが、費用対効果でいえばここが一番おいしい。
Googleの順位を1つ上げる努力の前に、まずBingに載っているか。10分で確認できる。
よくある質問
Q. Googleで上位なら、Bingでも自動で上位? ならない。アルゴリズムが別。Googleで埋もれていてもBingで上位を取れることがあるし、逆もある。だから別途見る価値がある。
Q. Bingの集客規模は小さいのでは? 検索シェア単体では小さくても、DuckDuckGo・EcosiaなどのBing系や、ChatGPT・CopilotのAI検索がBingのインデックスを参照する。Bingを押さえるとその先のAI流入まで届く。
Q. 登録に費用や専門知識は要りますか? 無料で10分。Google Search Consoleからインポートできるので、Google側が設定済みならさらに簡単。