実践ガイド

コアアップデートとAI検索、両方に強い記事の作り方

先に結論

Googleのコアアップデートで沈む記事と、AI検索に引用されない記事は、同じ顔をしています。 一般論の焼き直し、出典のない数字、誰が書いたか不明なまとめ。

逆に、アップデートに強い記事と、AIに引用される記事も同じ方向。一次情報・経験・信頼できる発信者です。だから別々に対策する必要はありません。質を一方向に上げれば、両方に効きます。


なぜ同じ方向を向くのか

コアアップデートは「人の役に立つ、信頼できるコンテンツ」を評価しようとし続けています。AIが回答の出典を選ぶ基準も同じ──信頼できて、独自で、明快なソース。

つまり、Googleが目指す方向と、AIが引用したい方向が、重なっている。E-E-A-TがアップデートでもAI検索でも効くのは、このためです。


両方に強くする4つ

1. 一次情報を入れる 実際にやった・使った・測った。自社の実データ、実体験、独自の検証。AIが生成できず、アップデートでも評価される核です。

2. 薄い重複を統合する 似た内容の記事が乱立すると、評価が分散し、アップデートで沈みやすい。統合して一本の濃い記事にする。

3. 鮮度を保つ 古い情報のまま放置しない。更新日を明確にし、中身を新しく保つ。AIは最新性も見ます。

4. 発信者を明示する 誰が、どんな経験で書いているか。匿名のまとめより、明確な発信者を、Googleもアイも信頼します。


「AI量産」をどう考えるか

AIで記事を量産すること自体が悪いのではありません。問題は、一次情報も検証もない一般論の焼き直しを大量に出すこと。これはアップデートで沈み、AIにも引用されない。

AIは下書きや構造化に使い、そこに人間の一次情報と判断を乗せる。この使い方なら、量産しても両方に強い記事になります。


沈んだ記事は戻るか

戻ることがあります。一次情報の追加、重複の統合、情報の更新、発信者の明示。質を上げれば、次のアップデートで回復する場合がある。「沈んだから捨てる」の前に、足りないのは一次情報か、統合か、鮮度か、信頼か——を見直してください。


よくある質問

Q. コアアップデート対策とAI検索対策は別物? 向きは同じ。どちらも一次情報・経験・信頼できる発信者を評価する。アップデートに強い記事はAIにも引用されやすい。

Q. AIで量産した記事は沈む? 中身が一般論の焼き直しなら沈むリスクが高い。AIを下書きに使うこと自体ではなく、一次情報や検証のない薄いまとめが評価を落とす。

Q. 一度沈んだ記事は戻る? 戻ることもある。一次情報の追加・重複統合・更新・発信者の明示で質を上げれば回復する場合がある。


コアアップデートとAI検索を、別々の敵だと思わないでください。どちらも「正直で、独自で、役に立つ」記事を求めている。そこに質を寄せれば、片方の対策がもう片方にも効きます。

AL

AIO Lab 主筆

広告運用 × データ分析のマーケター(40代・エンジニア出身)

Meta・Google・TikTok広告のインハウス運用が最も得意。ROAS・CPA起点の高速PDCAで伸ばし、広告と検索(SEO・GEO)の両面から集客を設計します。強みはデータの「見える化」——GA4・BigQuery・日次広告レポートで、数字を判断に変えること。大手予約サービスのマーケ部長を経て、現在はD2Cスタートアップでマーケ/データ責任者。複数の自社メディアを運営し、Bing・AI検索の流入を実データで検証しています。数値はすべて実測、出典のないデータは扱いません。運営者について →

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